最先端の採寸テクノロジーの活用
「Bodygram」は、同社独自開発のAIにより、簡単な数値の入力と服を着たままの全身画像から、身体サイズ推定ができるサービスだ。2019年9月に、ユニクロの新サービス「MySize CAMERA」に採寸テクノロジーとして採用され注目を集めた。このたび、「Bodygram」の活用シーンをフィットネス領域へ広げ、本格的なビジネス展開に乗り出す模様。フィットネス領域においては、フィットネスジムで「Bodygram」の測定データを活用した効率的なトレーニングメニューの開発や、個人間のデータ比較による多角的な商品開発など、さまざまな可能性を視野に展開していくようだ。
松田氏の挑戦と「Bodygram」
また、Bodygram公式アンバサダーに、競泳オリンピックメダリストであり、現在フィットネスジム「CrossFit(クロスフィット)」でトレーナーを務める松田丈志氏が就任し、「CrossFit」でも「Bodygram」を導入予定だという。さらに松田氏は2020年9月に開催予定の「2020佐渡国際トライアスロン大会」への挑戦を併せて表明した。このコースは国内でも有数の過酷なロングレースであり、綿密なトレーニングを要するという。同社は、松田氏が同じくアンバサダーを務める味の素(株)「勝ち飯®」と共同で、フィットネスプログラム面・栄養プログラム面において全力サポートを約束。
同社は松田氏に対し、トライアスロンにおける理想的な体型変化を確認するためのデータ計測・提供を行うと同時に、松田氏から提供される貴重なアスリートの身体データを蓄積し、フィットネス領域でのビジネスを確立するとのこと。
このたびの発表について松田氏は「Bodygramのテクノロジーは今後、アスリートの恒常的なコンディション観察の指標になりうると考えています。私もこれから来年9月に開催される2020佐渡国際トライアスロン大会に向けての体作りにBodygramのテクノロジーを活用していきたいと思います。」とコメント。なお、松田氏の挑戦の経過は味の素(株)「AJINOMOTO×SPORTSサイト」および「AJINOMOTO×SPORTS」公式アカウント、松田氏自身のSNSにて発信予定。
アパレル業界で注目された「Bodygram」が活きる領域は医療・介護、育児など、まだまだあるだろう。その第一弾としてフィットネス領域での成功を期待したい。
PR TIMES