チャットの中でコメントしたり、「Like」の意思表示をしたりとメッセージアプリのように使うことができ、共有が一層カジュアルなものになる。
・共有をシンプルに
Googleフォトではもちろんこれまでもコンテンツの共有はできていた。ライブアルバムや共有ライブラリー、共有アルバムなどだ。ただ、たった1枚の写真を共有するのにもアルバムを作成してリンクを共有する必要があり、ユーザーから「もっとシンプルなものにできるはず」との声が寄せられていたのだという。
それを受けての今回のチャット機能追加となる。基本的には、多くのユーザーが愛用しているメッセージ機能がGoogleフォトに加わった格好で、Googleフォト内で共有する相手とサクサクやり取りができる。
・メッセージアプリ感覚
使い方はいたってシンプル。共有する写真やビデオを選んで共有ボタンをタップし、相手を選ぶとチャット画面に切り替わる。写真やビデオだけをシェアしてもいいし、コメントを添えてもいい。本当にメッセージアプリ感覚で操作できる。メッセージアプリ同様に、チャットストリームの中で相手とどの写真やビデオを共有したか確認したり、時間がたってからやり取りを継続したりできるのも便利だ。
ただ、Googleはこのチャット機能はメッセージアプリに代わるものではないとし、あくまでもコンテンツ共有体験の向上のための機能という位置付けだ。
この新機能はAndroid、iOS、Webで利用でき、来週から順次展開される。
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(文・Mizoguchi)