ロボットが注文を受けたり清掃したりと、飲食をしながらロボットの進化を実感しつつ未来感も楽しめる空間を演出する。
・話し相手にも
頭や両手を備え、タブレット端末を搭載する人型ロボットPepperの姿を目にしたことがある人は少なくないだろう。パーラーではこのPepperが客を出迎え、注文を受け付ける。店内は全162席。客席にもPepperが配備され、客にゲームなどのエンターテイメントを提供したり、会話したりと接客もこなす。これなら、おひとり様客も退屈せずにすみそうだ。
店内ではPepperの他にも、Whizによる掃除やNAOのパフォーマンスもみられる。
・装飾にもこだわり
このパーラーのテーマは「人とロボットの共生」。全てロボットがこなすのではなく、人間のスタッフと共に働きながら客をもてなすというのがポイントだろう。また、店内にロボットを数多く配置しながらも、店内の装飾などに天然素材を多用し、客がくつろげるように配慮されているとのこと。
一方、メニューはTHE BURN料理長の米澤文雄氏が「世界を旅するグルメ&スイーツワッフル」をコンセプトに手がけた。
料理に舌鼓を打ちながらロボットと共生する未来も“味わう”−。渋谷の新たな人気スポットになりそうだ。
ソフトバンクロボティクス ニュースリリース
(文・Mizoguchi)