既存の時差ボケ対策サービスと違うのは、ユーザーの体内時計を推定して、個人ごとに最適化した時差ボケ解消策を提案できる点で、世界初の試みとなる。
・医師や統計学者などが中心となって開発したプログラムを採用
企業向け睡眠支援サービスの「O:SLEEP」は、スマートフォンのアプリケーションを用い、従業員の睡眠状況の自動記録・可視化を実現し、睡眠衛生学に基づいたコーチングを行うことで、より良い睡眠習慣を提案するものだ。そして今回「O:SLEEP」の新機能としてリリースされるのが、「時差ボケ対策機能」。
この「体内時計推定/時差ボケ対策機能」は、医師・睡眠研究者の志村哲祥氏を中心とする、こどもみらい社の医師・心理士・保健師・統計学者(データサイエンティスト)が中心となって開発したプログラムを搭載している。
・個人の体内時計に合わせ、最適な旅行中の行動をアドバイス
今、日本では訪日観光客の数が年々増加しており、来年2020年には4000万人を突破する見込みだ。また、グローバル化が進む現代では、海外出張や旅行に出かける機会も多い。そうなると悩ましいのが時差ボケの問題。時差ボケは、5時間以上の時差があるところへ短時間で移動した際に、体内時計と実際の時間のずれが生じることによって起こる。不眠や眠気、疲労感、頭重感、食欲不振などの様々な心理的・身体的ストレスが生じ、旅行者の負担となる。
その対策として考案された「時差ボケ対策機能」では、渡航場所の時差やその期間、簡単なアンケート、蓄積されたユーザーの睡眠データから算出する個人の体内時計に着目。渡航前日や機内での過ごし方(光を浴びる時間や推奨睡眠時間など)、旅行中の行動をアドバイスしてくれる。
光を浴びるべき時間や睡眠時間帯などの推奨スケジュールを、個人のクロノタイプ(体内時計)を基盤にして提示することで、長期滞在者の現地時間への順応、短期滞在者の帰国後の体調保持を目指す。
「時差ボケ対策機能」は海外旅行者向けだけでなく、海外出張者を多く抱える法人向けにも同時展開していく予定だ。時差ボケ対策が万全にできるようになれば、海外渡航がもっと充実した体験になるはずだ。
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