このたび、支援者の意見を取り入れたブラッシュアップを目的としたプロジェクトとして、Makuakeに登場した。
アナログの良さを残したデジタル機器
従来の紙のノートでは、せっかく書いた情報がどこにあるかわからないなどということもしばしば。「Freno」はそんな紙のノートの不満を解決する「ノート」「ドキュメント」「カレンダー」の3種類の機能を搭載した逸品だ。同社は、文房具の温かさを残すべく、本体色をナチュラルなマットベージュにし、専用カバーにはクラフトペーパーを使用して、心地よい手触りと使うほど味が出る経年変化を楽しめるようにした。
また、画面は紙のように見やすいE Ink社の「電子ペーパーディスプレイ」を採用し、スリープ時も画面の表示をそのまま維持できる。スリープ画面は「現在表示」「カレンダー」に加えて、お好みの画面を表示させることも可能だ。専用カバーはスタンド機能も備えており、より機能を活かせる仕様になっている。
そして、デジタイザと充電・電池交換不要のデジタルペンはワコム製を採用。4,096段階の筆圧を検知でき、まるでえんぴつやペンで紙に書くようにスムーズに書けるのが特徴だ。フロントライトがあり、屋外や暗いところでも難なく書け、ペンの上部に消しゴム機能もあるため、ストレスレスな筆記を体験できる。
共有可能なノート
本体は約240グラムと軽量にもかかわらず、約13,000ページ分のノートと、約20,000ファイル(1MB/ファイル)のPDFファイルを保存可能だ。これは、紙のノート(A6サイズ・36P・36g/冊)に換算すると約417冊(約15kg)に相当する。紙のノートと違う点として、ページごとにフォーマットを変えられることが挙げられる。「Freno」は縦・横それぞれ12種類のフォーマットがあり、無地やTO DOリスト、方眼、デイリー、マンスリーなど用途に合わせてフォーマットを選択でき、自作のフォーマットも4つまで追加可能。また、保存したページはタイトルやタグで検索できるため、情報の整理がスムーズになる。
さらに「Freno」は、PDFに手書きで書き込めるため、他のデバイスとの共有に便利で、ペーパーレス化にも貢献するという。データはUSBケーブルやmicroSDカードで共有することに加え、無線LAN内蔵のため、オンラインストレージサービス「Dropbox」とも共有できる。
手書きというアナログの良さにこだわりつつ、ストレスフリーなデジタル機器として誕生した「Freno」は、構想期間約9年。やっと納得して製品化に至り、現在Makuakeにて支援を受け付けている。
先着20名にはMakuake超絶早割価格として、32,000円(税込)の支援で、本体と専用カバー(色選択可)を国内送料無料で2020年4月末までに発送予定。
「Freno」は、文字を書くことが減ってきたという人が多い現代人に、もう一度筆記の素晴らしさを教えてくれるかもしれない。
Makuake