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日本語学習動画PFのボンド株式会社、プレシリーズAにて資金調達

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日本語や日本文化に特化した動画学習プラットフォーム「BondLingo(ボンドリンゴ)」を運営するボンド株式会社は、株式会社明光ネットワークジャパンらを引受先としたプレシリーズAラウンドの資金調達を実施した。

訪日外国人をサポート

同社は今後も増加が見込まれる訪日外国人向けに同サービスを提供し、日本語を軸として日本でのビジネスマナーや専門用語の講座なども展開中だ。SNSメディアでのフォロワーは90万人を突破し、これまでの総動画視聴回数は約5000万回を超えている。

このたび、株式会社明光ネットワークジャパン、PE&HR株式会社が運営するSocialEntrepreneur3投資事業有限責任組合を引受先とした資金調達をプレシリーズAラウンドにて実施。今後も世界と日本の架け橋となるべく、事業拡大していくとのことだ。

日本の人手不足解消への一歩! OMO事業展開も視野に

「BondLingo」は、無料のライブ放送や動画コンテンツから日本語を学べ、日本語能力試験(JLPT)を目指す人向けに本格的な授業を行うサブスクリプションも導入しているサービスだ。

また、企業向けに学習管理システム(LMS)を搭載。同サービスを利用すれば、各企業独自の講義や留学生や外国人就労者向けの動画コンテンツなどを配信でき、学習者の学習状況や講義レポートなどを確認可能。なお、企業向けのビジネスプランや外国人採用のプランも提供している。

同サービスのメインユーザーの多くはアジア人であり、日本への留学希望やビザの取得方法など日々多くの問い合わせがあるという。日本におては、高齢化、少子化が一因となり深刻な人手不足が社会問題となる中、日本語教育推進法や新たな在留資格「特定技能」の法案可決を受け、日本語教育のニーズは高まってきている。同社は今後も「教育」の側面から課題解決に貢献していくとのことだ。

また、将来的にOMO事業の展開を視野に入れており、オフラインでの日本語教育やアジア等での現地の拠点開設などにより、ユーザーとの接点をつくることで、留学生などのサポートを拡充していく予定だという。

現在人手不足の業界が多数ある日本において、外国人就労者は課題解決策のひとつだろう。しかし、言葉の壁などでスムーズにいかないこともあるかもしれない。同社のサービスがそういった壁を取り払ってくれると期待する。

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