開発者はシェイカーやカリンバ、ハンドドラムとともにグレープフルーツなどにもインスパイアされてOrbaを生み出した。
Orbaはグレープフルーツよりも小さく、手のひらサイズ。どこでも持ち歩いて音楽制作ができて、楽器が弾けない人にも扱うことが可能だ。
・振ったり回転させたり演奏スタイルは自由で直感的
Orbaは、表面のパッドに、指でタッチしたりタップしたりすることで音を奏でる。和音を鳴らすこともできるしもドラムの演奏も可能。スライドすることでベース音を鳴らしたり音にエフェクトをかけたりができる。タップやタッチ、スライド以外にも振ったり、傾けたり、回したりと自由に扱えて、演奏するにしたがって親近感がわくに違いない。
手に納まるこの楽器は、毎日持ち歩いて音楽が制作が楽しめるだろう。
・音楽制作ソフトやアプリからも利用できる
スピーカーつきなので、本体と内蔵音源だけでもループを回して曲が作れる。さらにはMIDIコントローラーとして利用することでより音楽制作の幅が広がりそうだ。その際、GarageBandやPro Toolsといった一般的な音楽制作ソフトが活用できる。
また、iOSやAndroid、MacやPCのアプリが利用できて、これにより演奏や設定を視覚的に行うことが可能。Orbaは現在Kickstarterにて支援受付中。89ドル(約9700円)+送料18ドル(約2000円)で手に入れることができる。これまでもユニークな電子楽器を開発してきたArtiphon。Orbaにも期待してよいのではないか。
Orba/ Kickstarter