このオフィス版ともいえるスケール内蔵の「Amazon Dash Smart Shelf」が発表された。コピー用紙やレシートなどオフィスで使う備品を自動で補填注文できるようになる。
・重さを自動検知
オフィスには常にストックしておくものが必ずある。それらがなくなることがないようにできるのがDash Smart Shelfだ。Dash Smart Shelfはスケールを内蔵し、Wi-Fiでネットに接続する。使い方はいたってシンプルで、コンセントにケーブルをつなげるか乾電池をセットして電源をとってWi-Fiにつなげ、アプリで自動補填されるようにしたいプロダクトを選ぶ。
そしてプレート状のDash Smart Shelfの上に選んだプロダクトのストックを置くだけでいい。すると、Dash Smart Shelfのスケールが重さを感知し、軽くなってきたら自動注文するという仕組み。
・あらゆる備品が対象
Dash Smart Shelfは46×33センチ、30×25センチ、18×18センチの3サイズが用意されている。Shelfの表面に置けるものならガムテープ、付箋、ペン、トイレットペーパーなどあらゆるものが対象となる。自動注文ではなく、ストックが少なくなってきたことを担当者に知らせる、という設定も可能なようだ。
AmazonはDash Smart Shelfをまずは米国のいくつかの小規模事業所で試験展開し、最終的には米国に拠点を置く事業所が対象の全Amazon Businessアカウント向けに提供する見込み。
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(文・Mizoguchi)