Indiegogoに登場した「HARROT」は、クーラーボックスが無駄に場所をとるだけでなく、ライブや音楽鑑賞としても有効活用できることを示してくれている。もちろん本来の用途、食材を冷やすことに関しても有能、さらには保温までできる同プロダクトについて見ていこう。
・フル充電で最大13時間稼働
クーラーボックスを見て、その大きさ形からアンプを連想したことある方は少なくないと思うが、「HARROT」は真面目にクーラーボックスをアンプ+スピーカー化している。マイク用、ギター用の入力端子が一口ずつついていて、カラオケやライブもできそうだ。EQの調整で、ロック、ジャズ、ポップなど、ジャンルに適した音響モードが選択できるほどの気合の入りよう。録音機能までついている。
フル充電で最大13時間稼働できて、たっぷりプチ野外フェスが楽しめるだろう。ちなみにUSB差込口からスマホへの給電も可能だ。
・3~40℃で温度調整できる
本来の保冷機能にも必要に応じてバッテリーを利用。3~40℃で温度調整できて、じんわり食べ物を暖めることすらできる。そのほかの特徴的な機能としては、カラフルに光るLEDライトを搭載。アプリから色のパターンを調整することができて、野外でのパーティーを演出してくれるだろう。
現在Indiegogoにて支援受付中の「HARROT」だが、パーティーの文化が根差していないからか、今回は日本は発送対象地域に入っていないようだ。入手したい方は製品化した後の流通を待つほかないだろう。
HARROT/ Indiegogo