着用して水泳データが取れるデバイス「Galerdo」が登場した。しかもこのデバイス、骨伝導で好きな音楽が流せる。これで泳いだ距離が視覚化できてモチベーションが上がると同時に、プールの中の孤独を楽しむすべが得られるのではないか。詳細について見ていこう。
・AIによるリアルタイムボイスコーチつき
泳いでいるときにヘッドセットやイヤホンは着けれないので、Galerdoはそういったタイプのデバイスではない。気になる着用方法だが、水泳キャップかゴーグルの後頭部側に挟むだけだでOKだ。これだとずれる心配がなく、骨伝導を通してAIによるボイスコーチや音楽が聴けるようになる。
AIはあなたのタイムや距離を測っていてくれて、こうしたパフォーマンスをリアルタイムにフォードバックしてくれるようだ。ちなみに音楽をデバイスに入れるにはパソコンと接続。認識したデバイスにMP3ファイルを放り込む。
・スタンドアロンで水泳データを計測
ここで使われる骨伝導技術の実力については、すでにすでにファンディングを成功させた防水MP3プレイヤーで立証済み。GalerdoはCES 2020でイノベーションアワードを受賞している。斬新なのは、水泳中にWi-FiやBluetoothにつながってる必要がないとのこと。たしかに常に通信が必要だとプールの端に到達したときが気がかりだ。スピードや距離、泳法などの水泳データが記録できて、スマホアプリから確認できる。
なお、トラッキングに関しては海や川、イレギュラーな形をしたプールには対応していないとのこと。
水泳トラッキングGalerdoは現在Kickstarterにて支援受付中。支援枠は99ドル(約1万800円)+送料無料からとなっている。目標金額に到達すれば、2020年4月にお手元に届くだろう。気になった方は以下からチェックいただきたい。
Galerdo/Kickstarter