そんなアイデアを実現したプロダクトがKickstarterに登場した。肌触りのいいマウス「Temperature control mouse」は、やさしく手元を暖めてくれて、冬場のデスクワークのつらさを緩和してくれそうだ。
・ヒートモードではオン/オフが自動で
マウスはヒートモードにして15秒ほどで暖かくなる。手になじむデザインは、マウスが操作しやすいことのみならず、手の平広い範囲に暖かみが伝わるよう考慮され、両手で包み込んでの使用も想定されている。左側面にスイッチがあり、ここを3秒間長押しするとヒートモードがオンに。もういちど短く押すとオフになる。目安はLEDライトの点灯だが、じつはそれほどオン/オフを気にする必要がなく、いくつかの自動機能が搭載されている。
ヒートモード中には、38℃以下になると自動で暖めを開始、45℃以上で暖めるのをやめてくれる。また、ヒートモードは4時間で自動でオフになるので、スイッチ切り忘れの心配がない。
・単体で充電式カイロに
バッテリーへの給電はUSBケーブルから。マウスとして利用していないときは、持ち歩いて充電式カイロとして使える。バッテリー容量は1000mAh。長時間暖かさを持続し、マウスとしての利用よりも充電式カイロとして活躍する場面がのほうが多いかもしれない。
特に冬に重宝しそうな同プロダクトだが、メタル製のガワは熱をよく伝えるだけじゃなく、夏にはヒンヤリして心地よさそうだ。
ユニークなマウスとして、プレゼントにも喜ばれそうな「Temperature control mouse」は、現在Kickstarterにて支援受付中。199香港ドル(約2800円)、送料35香港ドル(約500円)からのコースが用意されていて、目標金額に到達すれば12月に発送予定。今年の冬から使えそうだ。
カラーはピンク、ブラック、シルバーの3色。気になった方は、詳細をキャンペーンページでチェックいただきたい。
Temperature control mouse/Kickstarter