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米スーパーマーケットのMeijerが販売期限間近の食料品の割引販売を試験的に開始

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米中西部を中心に245店舗を展開するスーパーマーケットMeijer(マイヤー)は、2019年11月、カナダ発のモバイルアプリ「Flashfood(フラッシュフード)」を活用し、販売期限が迫っている食料品の割引販売を試験的に開始した。

・スマホアプリを介して販売期限間近の食料品を最大5割引で販売

Meijerでは、ミシガン州デトロイトの4店舗を対象に、青果物や精肉、鮮魚、総菜、パンなど、販売期限が迫っている食料品を最大5割引で販売。

ユーザーは、モバイル端末にダウンロードした「Flashfood」を介して最寄りの店舗を選択し、欲しい商品を注文したうえで、店舗の専用受取カウンターでこれを受け取る流れとなっている。

カナダのトロントで開発された「Flashfood」は、販売期限が迫っている食料品を割引で販売するソリューションだ。

2019年6月には、カナダ最大級の食品スーパーマーケットチェーンLoblaws(ロブローズ)傘下の250店舗で正式に採用されるなど、北米の食品スーパーで導入が広がっている。

・食品ロスの削減に向けた試み

Meijerは、2008年に「フードレスキュープログラム」を創設し、生鮮食品や総菜、チーズなど、売れ残った余剰食料をフードバンクに寄付してきた。

2018年には、1270万食以上に相当する1060万ポンドの余剰食料を地元のフードバンクに寄付している。

Meijerでは、これまでの取り組みに加え、「Flashfood」を活用することで、食品ロスの削減をさらにすすめていく方針だ。(文 松岡由希子)

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