白熱したピッチバトルを行い、見事最優秀企業に輝いたのは株式会社RevCommだ。
ファイナリスト6社による熱いピッチバトル
ファイナルラウンドでピッチを行ったのは、前日のファーストラウンドを勝ち抜いた6社。1社目は、ITを活用した“次世代クリニック”を展開するLinc'well(リンクウェル)。続く2社目は、検証作業の自動化を目指すオーティファイ。3社目には、宇宙産業革命を起こすためのロボット制御を開発するエスイーフォーが登壇。4社目は、人工知能を活用して電話営業を可視化するRevComm。5社目は、昆虫の「カイコ」でワクチンを作るKAICO。そして6社目には、ブロックチェーン取引の可視化を目指すBassetがピッチを行った。
各社、プレゼンテーションタイムの後半には、下記5名の審査員から鋭い質問を投げかけられた。
・エンジェル投資家/エウレカ共同創業者の赤坂氏
・グローバルブレイン代表取締役社長の百合本氏
・マネックスグループ取締役会長/代表取締役社長の松本氏
・Drone Fund創業者/代表パートナー、千葉道場ファンド ジェネラル・パートナーの千葉氏
・DNXベンチャーズ インダストリーパートナーの山本氏
最優秀企業に選ばれた〜
TechCrunch Tokyo 2019のStartup Battleで、最優秀企業に選ばれたのは、株式会社RevCommだ。同社は、「新たなコミュニケーションの在り方を創造し、世界に変革をもたらす」というミッションを掲げ、音声認識AI搭載クラウドIP電話「MiiTel」を提供している。これまで抽象的で可視化しづらかった電話営業や顧客対応といったものを、音声解析によって「何を」「どのように」話しているか可視化するソリューションだ。
審査員の百合本氏は、「最優秀賞は満場一致だった」とコメント。
ちなみに、昨年の最優秀企業となった株式会社ムスカは、このイベントによって取材・登壇の機会が増え認知が高まっただけでなく、COOやCFOといった重要ポストのメンバージョインまで叶ったという。
RevCommの今後の活躍にも期待が高まる。