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Enterprise ライフイズテック、15億円の社会的インパクト投資金調達!デジタル人材育成環境整備へ

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ライフイズテック、15億円の社会的インパクト投資金調達!デジタル人材育成環境整備へ

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中高生向けのプログラミング教育事業を手がけるライフイズテック株式会社は、社会的課題を解決する事業を投資対象とした、新生企業投資株式会社等が運営に携わる「インパクト投資」ファンドのほか、第一生命保険株式会社、株式会社丸井グループ、山口キャピタル株式会社、加賀電子株式会社、株式会社小学館、株式会社アカツキなどを引受先とした第三者割当増資により、総額約15億円の資金調達を実施した。

・注目度が高まる「インパクト投資」

「インパクト投資」とは、社会や環境にポジティブな変化を生み出す事業を対象とし、社会的成果と経済的リターンの両立を目指す投資のこと。

近年の社会課題や環境問題への懸念の高まりを受け、ESG投資(※1)やSDGs(※2)に注目が集まる中、インパクト投資市場が急速に拡大しており、2020年にはグローバルで約100兆円の規模に達すると予測されている。

※1 財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資
※2 持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成される「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標

・中高生のデジタル人材育成環境を整える

今回出資を受けたライフイズテック株式会社は、プログラミング・ITキャンプ事業でデジタル人材育成に取り組むEdTechカンパニー。2011年よりこれまで、延べ4万人以上の中高生へIT・プログラミングを学ぶ機会を提供してきた。

子どもたちのITスキルや「自ら創り出す」体験がますます重要になる一方で、興味を育て、スキルを習得し、好きなことを見つけてチャレンジする環境は十分整っていない。こういった現状を変えるべく、今回調達した資金を活用して環境整備を目指す。

具体的には、中高生を対象としたキャンプやスクール事業の拡充、企業や地方自治体と連携した、社会課題解決に取り組む学習プログラムの企画運営、教職員を対象とした教材提供やトレーニングの拡充などに取り組んでいく。

社会的インパクトの推進と、経済的リターンの両立がどのように実現されていくのか。この新たな取り組みに今後も注目していきたい。

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