その改良版「AirFly Pro」がこのほど発売された。駆動時間が倍にのび、かつデバイス2台の同時シンクができるなどグレードアップが図られている。
・ロングフライトで活躍
AirFlyは、愛用のAirPodsを飛行機内でも使えるようにするというもの。AirFlyを3.5ミリのオーディオジャックにつなぐと、AirFlyがそのオーディオをAirPodsに送る仕組みだ。機内だけでなく、オーディオジャックしかないスピーカーやモニターなどでも使える。AirFlyは充電式だが、オリジナルでは駆動時間が8時間だった。しかし今回のProは16時間にのび、ロングフライトでも存分に使うことができる。
・2人での映画鑑賞に
また、同時に2台のデバイスにシンクさせられるようになったのも大きい。これは2人で映画やテレビ番組を鑑賞するときなどに便利で、機内に限らず日常生活でも活躍しそうだ。意外な使い方として、レンタカーしたときにスマホの音楽を車のステレオに飛ばすというのがある。
Twelve SouthはApple製品のアクセを多く手がけているのでAirPodsが引き合いに出されているが、実際にはBeatsやSony、Boseなど他ブランドのワイヤレスイヤホンにも対応する。
AirFly ProはTwelve Southのサイトで購入できるほか、米国のAppleショップでも販売されている。価格は54.95ドル(約6000円)。
AirFly Pro