そして今回取り上げるのは「Selpic S1+」。コンパクトさや多様な素材の表面に印刷できるのは他社製品と共通するが、Selpic S1+は日本語の縦書きにも対応するのがポイントだ。
・解像度は600dpi
形状こそ異なるが、Selpic S1+もPrinCubeやPrintPen同様に片手で操作できるタイプ。専用のアプリで印刷するものを設定するのも同じだ。いずれもテキストだけでなく絵文字やQRコード、ロゴなどに対応するが、Selpic S1+ではアプリに表示できる言語ならなんでも印字でき、ここには日本語も含まれている。そしてフォントやレイアウトも自由に設定できる。解像度は600dpiだ。
・連続6時間駆動
米カリフォルニア州のスタートアップが開発したSelpic S1+は、特に日本人ユーザー向けに開発されたわけではなさそうだが、日本人にとって嬉しいのが縦書き印刷も可能なこと。たとえば、封筒に宛名や住所を縦書きに印字することができる。また、開発元は駆動時間が他社製品よりも長いとうたう。1200mAhのバッテリーを内蔵し、フル充電で連続6時間使用できるとのこと。
あらゆるものをオリジナル化したりデコったりするのに使えるこのハンディプリンターは現在Kickstarterで資金調達を展開していて、今なら出資額は149ドル(約1万6000円)〜となっている。出資は12月16日まで受け付け、来年5月に発送が予定されている。
Selpic S1+/Kickstarter