本日11月14日(木)、今年で9回目となる「TechCrunch Tokyo 2019」のday 1が渋谷ヒカリエで開催され、注目のプログラム「Startup Battle」では、明日のファイナルラウンドに足を進める6社が決定した。
目玉プログラム「Startup Battle」とは
設立3年未満のスタートアップ企業によるピッチコンテスト「Startup Battle」は、毎年熱気に満ちたプレゼンテーションを繰り広げ、「TechCrunch Tokyo」の目玉プログラムとなっている。day 1となる本日は、そのファーストラウンドが開催。過去最多となる約130社の応募の中から書類選考を通過した20社が登壇した。
登壇企業については、こちらの記事を参考にしていただきたい。
20社の中からファイナルラウンドに進めるのは、審査員から選ばれらた5社と、来場者の投票で選ばれる1社、計6社となる。
ファイナリスト6社
day 2のファイナルラウンドに足を進めたのは次の6社だ。ファイナルバトルを闘う順番で紹介していく。まず1社目は、「テクノロジーを通じて、医療を一歩前へ」をビジョンとしたヘルスケアスタートアップ、リンクウェル株式会社。
そして2社目は、AIを用いたソフトウェアテストの自動化プラットフォーム「Autify」を開発するオーティファイ株式会社。
3社目は、ロボットと人間が共存する未来の実現を目標に掲げる株式会社SE4。遠隔操作技術を開発する同社は、宇宙でのビジネス展開を見ている。
4社目に選ばれた株式会社RevCommは、電話営業において「何を」「どのように」話しているかを可視化する「MiiTel」を開発している。
5社目は、KAICO株式会社。昆虫の「カイコ」によってバイオ衣料品・ワクチンを早く大量生産する技術を持つ、九州大学発のバイオベンチャーだ。
そして、会場投票で選ばれた6社目の企業は、株式会社Basset。「Visualizing On-chain Insights(ブロックチェーン取引の可視化)」をミッションに掲げ、健全な仮想通貨取引が行われる経済を促進するべく、仮想通貨交換業者や金融商品取引業者向けソリューションを開発している。
明日はファイナルラウンド
上記6社は、明日15日のファイナルラウンドに出場し、自社のプロダクトを競い合うことになる。なお、最優秀企業には賞金100万円が贈呈される。開票を行ったTechCrunch Japan編集統括の吉田氏は、「かなり拮抗した」とコメント。
それだけに、今回選ばれた6社には明日のファイナルラウンドでさらなる白熱したバトルを期待したい。