しかし今度からGoogle Mapが強い味方となりそうだ。地名・施設名や住所をローカルの言語で読み上げる機能が加わる。まずは50言語での展開となる。
・スピーカーのアイコン
今回のアップデートを発表したGoogleのブログでは、東京の国立新美術館が参考例として載っている。マップのナビに従って向かう途中に道に迷った時は往々にして誰かに尋ねることになるが、日本語が話せない人の場合ちょっと困ってしまう。そこで今回の読み上げ機能の出番となる。マップで国立新美術館を検索して表示すると、名称の横にスピーカーのアイコンが示されるので、そこをタップするだけ。それを相手に聞かせることで、少なくともどこに行きたいのかは伝わる。
また、住所の読み上げも可能で、これはタクシードライバーに行き先を伝えるのに使えそうだ。
・マップからTranslateに
加えて、もう一歩踏み込んでローカル言語で相手に何かを伝えたいときのために、マップからGoogle Translateに直接とべるようにもなっている。例の中では、「Thank you very much !」とタイプして、「どうもありがとうございます!」という日本語訳が表示されている。そしてこれを相手に聞かせれば謝意を伝えられる。
iOSとAndroidの両方で利用できるこの新機能は今月から順に展開され、差し当たっては50言語に対応する。
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