「Makuake」の人気ガジェットを体験・購入できる
同社は、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げ、「Makuake」実施後もプロジェクト実施者の製品やサービスが広がるようサポートしてきた。このたび、渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストランの2階 POPUPスペース「Space2」でDNPが展開する次世代型ショールーミング店舗「boxsta」にて、「Makuake」で人気を博した約15製品を、2019年11月28日~019年12月25日までの期間限定で展示すると発表した。
マーケティングデータのフィードバックも
「boxsta」は、センシング技術(センサーなどで様々な情報を計測・数値化する)とAI技術により、主にスタートアップ企業向けに新たなマーケティング手法を提供するためにDNPが期間限定で開設する実験店舗だ。来店客の行動や音声を店内のカメラとマイクでセンシングし、スタッフとのコミュニケーションを通じて得られるデータをAIが分析してマーケティングデータとして事業者にフィードバックする仕組みとなっている。なお、センシングの際は個人の特定ができないよう即座に画像や音声を処理するとのこと。
一方来店客に対しては、店舗スタッフからの製品説明と実際に製品を体験した後、希望の場合「Makuake」のプロジェクトページもしくはECサービス「Makuakeストア」などから購入手続きを案内する。
今回展示される製品は、「Makuake」での応援購入総額が歴代1位の折り畳み式電動ハイブリッドバイク「glafitバイク」、ぬいぐるみなどにつけるボタン型おしゃべりスピーカー「Pechat」、計測値をすぐにスマホに記録できるIoTメジャー「hakaruno」、羽のないシーリングファンライト「UZUKAZE」など、ユニークな製品が並ぶ予定だ。
開業したばかりの同施設に訪れる情報感度の高さを期待できる来店客が、これらの製品のユニークさ、便利さ、製作者の想いを感じ、プロジェクトや実施者を応援したくなるような展開を目指しているという。
同社はこれまでも、全国10ヶ所以上の実店舗で「Makuake SHOP」を展開し、「Makuake」発の製品の展示・販売を行い、多くの製作者をサポートしてきた。このたびの「boxsta」でのマーケティングデータのフィードバックは、同社初の試みとなる。