8K品質で360度撮影ができる一般消費者向けコンパクトカメラとしては世界初という。
・4Kの4倍
4Kが高品質なのは周知の通りで、それを上回る5.6K対応のGoPro Maxが先日発表されたときはかなり世間の注目を集めた。そして今度のQooCamはさらにその上をいく8K。7680×3840ピクセルという解像度は4Kの4倍、5.6Kの2倍となる。
これを可能にしているのが、1/1.7インチ、2000万画素のセンサーだ。細長いボディの両面に付いているカメラにそれぞれこのセンサーが搭載されている。
内蔵する6軸ジャイロスコープと併せて、4Kで360度の120fpsスローモーションを撮ったり、アクションスポーツの一瞬を切り取ったりということが難なくできる。
・2.4インチのスクリーン搭載
QooCamのもう一つの特徴は片手で持てるコンパクトさ。厚みはあるものの、幅はスマホよりも狭い。ボディ部分にはタッチに反応する2.4インチのスクリーンを搭載していて、ここでプレビューを確認したり、パラメータをリアルタイムに調整したりといったことができる。
また、スマホアプリでは撮影したもののチェックに加え、リフレームやエフェクト追加などの編集ができる。編集した作品をその場でソーシャルメディアに公開したり、スマホから4Kライブストリーミングしたりと、ブロガーにうってつけの機能も充実している。
ちなみに、アプリをダウンロードしたスマホは撮影リモコンとしても使える。
KanDaoは現在、QooCamのプレオーダーを589ドル(約6万4000円)で受け付けている。スマホマウント付きのセルフィー棒や、保護ケース、水中ケースなど撮影の幅をさらに広げるアクセサリーもラインナップされている。
KanDao
(文・Mizoguchi)