そんなときに便利なのが、音声書き起こしアプリ。録音した内容を自動で文字化してくれる。このほどリリースされたiOSアプリ「Dictation」もそうしたアプリのひとつだが、AppleがiOS13.2で新たに加えた音声認識APIを活用し、オフラインでもリアルタイムに使えるようになっている。
・端末上で完結
Dictationの用途は至ってシンプルで、音声を文字にするというもの。相手の話し言葉の録音を始めると、リアルタイムに内容がスクリーン上に文字化されていく。その際はネットにつながっている必要はなく、全ては端末上で完結する。そして書き起こされた内容は録音とともに保存される。この手のアプリではクラウドを使うものが多い中で、オフラインでも利用できるのは画期的だ。
・インポートファイルにも対応
また、書き起こされたテキストを編集することも可能。ブックマークをつけたり、編集しながらその部分のオーディオを聞いたりすることもできるので楽に作業が行える。加えて、アプリで録音したものだけでなく、インポートしたオーディオファイルに対応するのも便利だ。
Dictationは現在、英語(英国、米国、カナダ、インド)、スペイン語(スペイン、メキシコ、米国)、イタリア語、中国語(広東語、北京語)などに対応する。
外国語での会議やインタビューで内容をきっちりと把握したり、外国語学習でリスニング能力のトレーニングをしたりするのに使えそうなこのアプリ、1週間の無料トライアルが用意されているので気になる人は試してみてはいかが。
Dictation