その点を補うツールがクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。ソーラー発電機能を搭載したバッテリー兼チャージャーの「ABFOCE」だ。
・容量たっぷり1万mAh
太陽光で発電した電気でガジェット類を充電するというアイデアそのものは珍しくない。ただ、ABFOCEの場合、バッテリーが容量1万mAhと大きく、ワイヤレス充電にも対応しているのがポイントだ。Qi対応のスマホやワイヤレスイヤホンなどをバッテリーの上に置くだけで充電でき、しかも出力は10W。
・計4台を同時充電
加えて、ABFOCEには出力用にUSB-A2つとUSB-C1つを搭載。出力はUSB-Aが15Wと18W、USB-Cも18W。急速充電に対応し、ワイヤレスパッドと合わせると計4台のデバイスを同時充電できる。ちなみに、USB-Cはインプット用も兼ねていて、PD給電に対応する。出かける前にUSB-Cケーブル経由でフル充電しておいて、出先ではソーラー発電で賄う、という使い方ができる。
バッテリーはソーラーパネルから取り外しが可能。LEDライトも搭載しているので、キャンプなどの時に懐中電灯としても使える。
災害時や停電のときにも活躍しそうなABFOCEは現在、Kickstarterで46ドル(約5000円)の出資で入手できる。出資は12月20日まで受け付け、来年4月の発送が予定されている。
ABFOCE/Kickstarter