累計調達金額約148億円
2015年4月に創業した同社は、ノーベル賞受賞者が提唱した理論に基づき、資産運用の王道「長期・積立・分散」による資産形成をサポートする「WealthNavi」を2016年より運営中である。このたび、SFV・GB投資事業有限責任組合(ソニーフィナンシャルベンチャーズとグローバルブレインの共同設立)、東京大学協創プラットフォーム開発、ジャパン・コインベスト、DBJキャピタル、オプトベンチャーズ、千葉道場ファンド、SMBCベンチャーキャピタル、りそなキャピタル、価値共創ベンチャー2号有限責任事業組合(NECキャピタルソリューションらが運営)、みずほキャピタルを引受先とした第三者割当増資にて、約41億円の資金調達を完了。これにより、累計調達金額は約148億円となった。
今回の資金は、開発体制の強化や経営基盤の拡充、マーケティングの推進に充てられるようだ。
安心の全自動システムと信頼できる透明性
同サービスは、働く世代の資産形成ニーズにマッチし、リリースから約3年3ヶ月で申込件数24万口座、預かり資産1,800億円を突破した(2019年10月16日時点)。同サービスの最大の特徴は、世界の富裕層や機関投資家が利用する資産運用アルゴリズムと最先端の機能を駆使し、資産運用を全自動で行うため、初心者でも、忙しい人でも、お任せで国際分散投資ができるという点だ。資産配分の決定から金融商品の決定、入金、発注、積立、再投資、リバランス、税金の最適化までユーザー自ら行うことはない。
また、ロボアドバイザーが作成する最適ポートフォリオにより、適切な資産配分の維持や為替などのリスクを分散させる積立投資の継続が可能となり、中長期的に安定した資産形成ができるのも魅力のひとつだろう。
さらに、中核となる「リバランス機能付き自動積立」や「自動税金最適化(DeTAX)」機能(適応には条件あり)は特許を取得しており、効率的かつ効果的な資産運用をサポートする。
そして信頼される理由として、手数料の明瞭さと資産運用アルゴリズムのホワイトペーパーでの公開(HPにて)、無料セミナーの開催などがある。手数料は預かり資産の評価額に対し1%(現金部分を除く、年率、消費税別)のみで、預かり資産の3,000万円を超える部分については、0.5%(現金部分を除く、年率、消費税別)の割引手数料を適用可能だ。不明点があれば、随時開催している無料セミナーで聞くことができるようだ。
先日取り上げた「OneMile Partners」もそうだが、人生100年時代と言われ、老後資金2,000万円問題が浮上した現在、資産運用は人々の大きな関心事であり、そのサポートをするサービスの需要がより高まっているのかもしれない。
PR TIMES