サービスの拡大を目指す! ボードメンバー募集も
同社は、2018年12月に創業し、2019年3月に慶應生専用の時間割アプリ「Penmark」をリリース。ユーザーは約1ヶ月間で1万人を突破した。2020年3月には慶應義塾大学以外の大学にも対応予定だ。このたびシードラウンドにて、DMM VENTURES、SNS media&consulting 株式会社、株式会社アガルート、柳澤安慶氏(株式会社ファンコミュニケーションズ 代表取締役)、三戸政和氏(株式会社日本創生投資 代表取締役)、草深悠介氏(株式会社ダトラ 代表取締役)、田中慎也氏(ギークマン株式会社 代表取締役)、戸村光氏(hackjpn,inc. CEO)、その他VC1社より総額5,800万円の資金調達を完了。
今回の資金は、サービス強化とマーケットシェア拡大のための組織強化に充てるとのこと。同時に、エンジニア、セールス、マーケターなど全職種にてボードメンバーを募集中だ。
大学生活をサポートする多機能アプリの可能性
同サービスは、大学ごとに最適化されたスケジュール管理アプリであり、ユーザーは在学生に限られているため、安全で情報の信憑性も高い。各大学の公式シラバスをもとに時間割を作成する機能や、学生同士で予定を共有できるカレンダー機能(Google Calendarとの連携も可能)、授業ごとに作成されるトークルーム機能などにより、大学固有のローカル情報が共有可能だ。
さらに、時間割を管理するうえで、自分だけの休講情報が自動で表示されたり、授業ごとのトークルームでは授業ノートの共同作成ができたり、授業の課題や過去問なども共有可能となっている。
同サービスは全国の大学への展開を視野に入れ、まずは2020年3月に東京大学、MARCHなど12大学にて対応予定。
このたび出資したSNS media&consulting 株式会社の堀江貴文氏は、「大学ドメインのメールアドレスで会員登録を行うなど、初期のFacebookを彷彿とさせる。事業展開に多様な可能性を感じるので、今後の成長に大きく期待している」とコメント。同社は今後、日本版Facebookとなるべく、閉鎖的なコミュニティサービスとしての側面を強めていきたいとしている。
複雑なスケジュール管理などが同サービスにより簡単になることで、学生が有効に使える時間が増えるかもしれない。同社の創り出したニッチサービスの展開に注目したい。
PR TIMES