Teslaキラーとも呼ばれるFiskerのフルEV、しかもリサイクル素材を活用したりルーフにソーラーパネルを搭載したりと、注目度の高いクルマだ。
・漁業網がカーペットに
全電動SUVであるOceanについて、Fiskerは「最も持続可能なクルマ」とうたう。というのも、環境問題をかなり意識していて設計されていて、廃棄された漁業網を再生して作られたナイロンでできたカーペットを採用したり、インテリアでもリサイクル材を多用したりしている。そして、何と言っても目がいくのが、ルーフのソーラーパネル。ルーフ一面に搭載されていて、太陽光で発電してバッテリーを充電する。年間1000マイル(約1610キロ)走行するだけの電気を賄えるという。
・航続距離は最長480キロ
EVとしての性能はというと、80kWhのリチウムイオンバッテリーパックを搭載し、航続距離は400〜480キロほどになる見込みだ。そして気になる値段は、最終決定されていないものの、4万ドル(約432万円)以下になるとFiskerは以前言及している。これは、長期的な管理・維持費用(ガソリン代など)を考えた時に、十分競争力のある設定といえる。自治体からの補助制度がある地域に住む消費者にとってはなおさらだろう。
1月4日のお披露目イベントはプライベート開催ながらも、オンラインで配信される予定となっている。
Fisker News Release