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IT×園芸で躍進中のストロボライト、総額約4.9億円の資金調達を実施

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「植物と暮らしを豊かに。」をミッションに掲げる株式会社ストロボライトは、既存株主および金融機関系VC、事業会社など計8社を引受先とする第三者割当増資と、日本政策金融公庫からの融資により総額約4.9億円の資金調達を実施。これにより、累計調達額は約10億円に上る。

国内最大級の「IT×園芸」事業

2012年に創業した同社は、国内最大級のボタニカルライフメディア「LOVEGREEN」や、フリーペーパー「Botapii」、現在主力事業となっている庭リノベ「MIDOLAS(ミドラス)」の運営元であり、園芸にITをかけ合わせたサービスで成長を見せている企業である。

このたび、既存株主であるニッセイ・キャピタル(リードVC)、SMBCベンチャーキャピタルに加え、新規株主となるデジアラキャピタル&パートナーズ株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、名古屋テレビ・ベンチャーズ合同会社、ちばぎんキャピタル、ナントCVCファンド、みずほキャピタルを引受先とし、第三者割当増資にて資金調達を実施。また、日本政策金融公庫からの融資も受け、合わせて約4.9億円の資金調達となった。

今回の資金は、「MIDOLAS」の事業成長のための人材採用、サービス開発及びプロモーションなどの強化に充てられる。同時に、「LOVEGREEN」における新規事業も計画中とのこと。

「IT×園芸」事業の拡大を目指して

同社の「MIDOLAS」では、自社開発のITツールを駆使し、個人宅の植栽や外構などを理想的にプロデュースする独自のソリューションを提供。2017年に開始された同サービスは、2019年6月期の売上高において前期比約3.6倍の急成長を遂げた。今後は、対応エリア・施工ジャンル・提供サービスなど、さらなるサービスの充実へ向けて投資していくようだ。

また、メディア事業の「LOVEGREEN」では、植物の育て方や植物図鑑、植物に関するイベント情報などを発信しており、2019年6月期のMAUは約450万人を記録。今後は、これまでのステークホルダーやブランド力を活用し、年内に新規事業に乗り出す見込みだ。

このたびの調達で、リードVCであり、2016年以来3回目の投資となったニッセイ・キャピタルの松尾 健介氏は、同社のサービスのクオリティの高さを称賛し、特に「MIDOLAS」についてさらなる事業成長を期待しているとコメントした。

IT化が遅れている園芸業界に着目し、実績を積み重ねている同社のサービスに今後も注目したい。

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