年内目標額約5億円
AIを活用した同社のクラウド営業支援ツール「Senses」は、2016年のリリース以来、営業業務の属人化解消と働き方改革に貢献。2019年10月現在、利用企業社数は約1,300社を突破している。このたび、シリーズBラウンドにて、クローズ予定調達金額約5億円の資金調達を実施。9月13日契約完了時点で、DNX Ventures(3度目のリード投資)、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、いよぎんキャピタル株式会社を引受先として第三者割当増資により3.7億円の調達を完了した。2019年中に本ラウンドの調達完了を目指し、協業先・提携先を含むVCなどから追加の調達を実施予定だ。
今回の資金は、同ツールのAI機能開発の加速、機械学習・深層学習による営業行動予測や売上予測などのモジュール強化に充てられる。そして、さらなる成長のため、地方展開を視野に、株式会社NTTドコモ、いよぎんキャピタル株式会社とパートナーシップ協議を進めるとのこと。
現場重視のSFA
同ツールは、カード形式で感覚的な案件管理を可能としたSFAである。AIが蓄積データをもとに営業の成功・失敗事例を解析し、「いつ・誰に・何を・どのように」営業活動を行うかをアシスト。データ入力負荷が低く、フェーズ別に個人の強み・弱みを分析できるのも特徴だ。同社は、「Senses」を活用し、人材育成、属人化解消など、営業チーム変革へのアプローチをサポートする。今回出資したSMBCベンチャーキャピタル株式会社の山口俊也氏は、同ツールの「営業現場の使い易さ」「現場重視の世界観」は、SFA・CRMを導入し、実際に活用し続けていく為の「肝」であり、海外勢にも十分に立ち向かえる強みだとコメント。現場重視の視点で作られた同ツールが、営業に携わる多くの人の助けになり、広く浸透していくことを期待している。
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