だが、残念ながらプラグの規格はひとつではない。つまり規格の数だけのケーブルを持っていなければならない、ということだ。そこで重宝するのが、クラウドファンディング「Kickstarter」に登場した「Tri-power」である。
・100W出力でノートPCも充電
Tri-powerは三叉状の充電ケーブル。言い換えれば、1台のTri-powerで最大3台の端末を同時充電できるということだ。Tri-powerに装着されているアウトプットプラグは、2種類のUSB-CとLightning。「2種類のUSB-C」とは、出力の違い。18Wと100Wである。100WアウトプットはノートPCの充電に最適だ。一方で、スマートフォンなどの小型端末は18Wプラグでチャージできる。複数台対応のワイヤレス充電パッドを接続しても構わない。開発者が用意している資料では、Nitendo Switchにも対応するとしている。
LightningケーブルにはMFi認証チップが内蔵されている。Apple製品の場合、これがなければ充電できない可能性が高い。安物のLightningケーブルはMFi認証がないことも多いが、Tri-powerはその心配はなさそうだ。
・ケーブル同士の絡まりを防ぐ
収納時は円形コースターにケーブルを巻き付ければ、苦労なくそれを持ち運ぶことができる。ケーブル同士が絡み合ってしまうこともないだろう。このTri-powerはKickstarterで258香港ドル(約3600円)からの出資枠を公開中。それよりも安い枠が先日まで存在したが、こちらは既に締め切り。今年中の配送を予定している。
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