しかし、今や英単語を調べるのにはもっぱらスマホやノートPCを使うようになってしまった。では、次にやってくる辞書の形とは何なのか?
今回紹介する「Yiida」がもしかしたらその答えなのかもしれない。
・単語を指差すだけで翻訳してくれる?
Yiidaはスマホと連携させて使える電子辞書だ。本体をテキストの前に置き、テキスト上でユーザーが単語を指差すだけで、繋がっているスマホ上で単語の意味を教えてくれる。本体に搭載されたカメラ(13メガピクセルのSONY IMX214イメージセンサー)がテキストをスキャンし、最大約0.3秒で指差す単語を訳してくれるというから驚きだ。スマホ側で単語を読み上げてくれるため、自然と発音の仕方も把握することができる。
・約98%の翻訳精度
使われている単語帳は新英和中辞典(第七版)で、科学技術をはじめとした専門分野の単語もカバーされているとのこと。カメラで認識できる範囲は1750平方cm(A4用紙約2枚分のエリア)で、スキャンのフォーカスには0.2秒要する。気になる翻訳の精度は約98%とのことだが、これを高いととらえるか、低いととらえるかは実際のユーザー体験で左右されるかもしれない。本体の高さは16cm、重さも190gなので、ポケットやカバンの中にスッキリと収まるのも嬉しいところ。
YiidaはすでにMakuakeにて目標金額を達成しているが、2019年11月28日まで、1万4486円(税込)から出資注文が可能だ。最近子どもも当たり前の用にスマホを持つような時代なので、合わせてYiidaを持たせると英語学習の効率も上がるかもしれない。
執筆:Doga
Yiida/Makuake