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特殊冷凍技術のデイブレイク、W venturesより資金調達を実施

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特殊冷凍事業を展開するデイブレイク株式会社は、規格外のフルーツを活用しフードロス削減に貢献するサービスとして、フローズンフルーツサービス「HenoHeno」を手掛けている。

このたび、同社は「HenoHeno」のオフィス向けサービスの導入企業が累計100社を突破したことを発表。また、さらなる成長・発展に向けてW venturesより資金調達を実施した。

参考記事:特殊冷凍テクノロジーがフードロスを解決!? デイブレイク代表の木下氏が見出した「冷凍一家」の到着点

特殊冷凍技術を活用したフローズンフルーツ「HenoHeno」

デイブレイク株式会社が持つ「特殊冷凍技術」とは、食品を急速に冷凍することで品質を落とさずに保存することができる技術だ。

同社はこの技術を活用し(そして実証するという意味でも)、自社でフローズンフルーツの「HenoHeno」という商品を作っている。この製品は、同社が解決しようとしている「フードロス問題」解決策のひとつでもあり、規格外などの理由で廃棄されていた果物を使用している。

そしてこの度、「HenoHeno」のオフィス向けサービスの導入企業が累計100社を突破し、さらなる成長・発展に向けてW venturesより資金調達を実施したことを発表した。

フードロス削減へのアプローチ

同社の成長の要因には、世界的にSDGsに取り組む企業が増え、日本でも2019年5月に「食品ロス削減推進法」が可決されるなど、フードロス削減への意識の高まりが挙げられる。同社は、「HenoHeno」を通じて、SDGsの17の目標のうち、「No.12 つくる責任つかう責任」や「No.2 飢餓をゼロに」、「No.3 すべての人に健康と福祉を」など、フードロス削減に関わる複数の目標にアプローチしているのだ。

また、日本人に不足しがちな栄養素を豊富に含む果物を新鮮なまま特殊急速冷凍することで、栄養素を損なわず、美味しいフローズンフルーツを完成させ、従業員の健康サポートをする福利厚生「健康経営」を意識する企業に受け入れられたこともひとつの要因である。

今後は人材採用を強化するとともに、果物生産地における加工場新設や販売チャネルの拡大、新商品開発などを視野に入れ、フローズンフルーツ事業のさらなる成長・発展に取り組んでいくとのとだ。

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