中国のスタートアップが開発した「FutureGo」。ハンドル付きの2輪スクーターなのは一緒だが、舗装道路だけでなく不整地も走行できるのが売りだ。
・傾斜45度の坂道も
ステップの両サイドにタイヤ2つ、そしてステップ中央からハンドルが伸びる構造やデザイン、そしてセルフバランスで走行するという機能はセグウェイとほぼ同じだ。最大の違いは、FutureGoでは整地されていないような道でも走行できること。タイヤは太く丈夫で、あらゆる道に対応できるサスペンションシステムを搭載している。そして800Wのモーター2つで傾斜45度の坂道も走行できる。最大スピードは時速20キロだ。
・航続距離は40〜60キロ
FutureGoは電動式で、フル充電(要4時間)すれば40〜60キロ走行できるとのこと。走行中の安全を確保するため、オートABSのブレーキシステムを採用しているほか、ステップ部分にあるLEDライトを光らせて足元を確認したり、周囲に存在を知らせたりすることもできる。
また、Bluetoothでスマホと連携し、専用アプリではスピードや走行距離を確認できるほか、LEDライトの色も設定できる。
FutureGoのKickstarterでの出資額は現在、3000ドル(約33万円)〜となっている。日本の公道ではおそらく使用不可と思われるが、レジャー施設などにあれば試してみたいという人は少なくなさそうだ。
FutureGo/Kickstarter