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レクサスが新EVコンセプト「LF-30 エレクトリファイド」を初公開

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トヨタ自動車の高級車ブランド、レクサスは2030年を見据えた電動化ビジョンを詰め込んだ電気自動車(EV)のコンセプトカー「LF-30 エレクトリファイド」を世界初公開した。

また、2025年までに全車種で電動車を展開し、ガソリンエンジン車を上回る販売を目指す。直近では11月にレクサス初のEVを発表する。

・4輪にホイールモーター

LF-30 エレクトリファイドには自動運転などの先端技術が採用されている。緻密なモーター制御で、従来のガソリン車ではできなかった自由度の高いコントロールを実現。4輪にホイールモーターを搭載し、ドライバーはどのような路面・運転状況でも理想的な走りを楽しめるとのこと。

加えて車載のAIが音声認識や個人の端末と連携し、室温やオーディオなど車内環境からドライブルート、車のパワートレインの制御に至るまで、人と車がコミュニケーションをとれるようになっている。

ユニークなのがドローン技術を応用したビークルを搭載している点。自立制御で荷物を玄関から車のラゲージルームに自動運搬する、としている。

その他のスペックはというと、バッテリー容量は110kWh、航続距離は500キロ、最大速度は時速200キロとなっている。0〜100キロの加速にかかる時間は3.8秒だ。

・PHVやFCVも

トヨタはまた、HV(ハイブリッド車)、PHV(プラグインハイブリッド車)、EV、FCV(燃料電池車)などのラインナップを拡大する方針も明らかにした。

差し当たっては今年11月にレクサス初のEVを発表し、2020年代前半にはPHVやEV専用のモデルを投入する計画という。

トヨタ自動車

(文・Mizoguchi)

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