・屋内農場ソリューションを大手食品卸業者の配送センターに設置
Square Rootsは、クラウドベースの農業プラットフォームにより室内の温度や湿度、光、pHなどを常時、最適に制御しながら、水耕栽培で葉野菜を栽培できるコンテナ型の屋内農場ソリューションを開発している。2019年3月には、Gordon Food Serviceと提携し、米国全土に展開されているGordon Food Serviceの配送センターにSquare Rootsの屋内農場ソリューションを設置する計画を発表した。
配送センター内の屋内農場ソリューションで栽培された新鮮な葉野菜を、Gordon Food Serviceの取引先である外食チェーンや飲食店に提供するのが狙いだ。
・ミシガン州のGordon Food Service本社内にいよいよ設置
この提携による初の取り組みとして、2019年9月30日、ミシガン州のGordon Food Serviceの本社内にSquare Rootsの屋内農場ソリューションを設置。バジルやチャイブ(エゾネギ)、ミントなど、年間5万ポンド(約2万2600キロ)の葉野菜やハーブを無農薬栽培する。今後は、Gordon Food Serviceの他の地域の配送センターにも、Square Rootsの屋内農場ソリューションを広く展開していく方針だ。(文 松岡由希子)
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