Ujiaが開発する「K1」は、キーボックスにスマートロックを搭載したもの。キーレスで自宅のドアを開けることはできないが、それ以外のことはできて、なにより設置が簡単だ。
意外に便利そうな同プロダクトについて詳細を見ていこう。
・パスワードと指紋認証でセキュアにカギを管理
「K1」はパスワードや指紋認証、あるいはその両方をキーボックスに設定して、家のカギやカードを管理できる。「K1」を設置することで、家のカギを持ち歩く必要も、落として自宅に入れなくなる心配もなくなる。
一般的なスマートロックと同様アプリからのリモート操作も可能なので、子どもが帰宅したときや民泊などで人に部屋を貸すときに便利だろう。
スマホアプリから直接開錠できるスマートロックがデフォルトななか、カギを活用するアプローチは時代を逆行しているかのように思えるかもしれない。しかし、使い慣れたカギをそのまま活用するのは意外に安心感が持てるもの。親世代の方にも抵抗なく受け入れられそうなので、プレゼントにもいいかもしれない。
・設置が簡単
指紋は50個以上登録できて、もちろん誰がいつ開錠したかのログも残る。単三電池式でバッテリー寿命は15カ月以上。電池がなくなったときは、USB Type-Cによる給電で認証の受付可能な状態になる。1本ネジ、4本ネジでの設置ができるほか、オプションのU字金具でひっかけておくことも可能だ。
自宅のカギを管理する目的だけじゃなく、貴重品やカードを管理したり、会社でミーティングルームを管理したりなど、幅広い用途で活用できるだろう。
Ujiaの「K1」は、Kickstarterにて支援受付中。パスワードバージョンが59ドル(約6390円)、指紋認証バージョンが79ドル(約8560円)、パスワード + 指紋バージョンが99ドル(約1万730円)からの支援ができて、それぞれ送料が15ドル(約1630円)となっている。なお目標金額に到達した場合、プロダクトの発送は12月を予定している。
Ujia K1/Kickstarter