量産モデルで、2020年後半に発売する。
・車内空間広く
ボルボは2019年から全モデルにEVタイプを設けると発表していて、今回のXC40が第1弾となる。XC40には、従来のタイプに搭載されていた内燃機関やフロントグリルなどはない。代わりに車両下部にバッテリーを搭載し、小型のSUVながら車内空間やストレージはたっぷりと確保されている。
・40分で80%充電
パワートレインは150kWの電動モーター2つで構成される。またバッテリーは78kWhと大容量で、航続距離は400キロとなっている。DC急速充電に対応し、空のバッテリーをわずか40分で80%にまで充電できるとのこと。同社は、EVまたはハイブリッドタイプの購入者には、1年間充電が無料になるサービスをつける。
加速性能はというと、静止した状態からわずか4.9秒で時速100キロに達するという。
ボルボは2018年から2025年にかけて、生産する車の二酸化炭素排出を40%減らすという目標を打ち出していて、EVの導入はこの一環となる。環境問題が深刻化する中、今後は消費者の反応が注目される。
Volvo