一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン、KDDI株式会社は共同で、「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」の第二弾として、渋谷の一部エリアで「渋谷の街が、音楽プレーヤーになる。」をテーマにした音のARサービス「Audio Scape(オーディオスケープ)」の提供を開始。
2019年10月19日より開催される、第14回渋谷音楽祭開催に合わせてスタートするという。
・KDDIら三者で立ち上げた「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」
「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」とは、来たる5G時代を見据えて、KDDI、渋谷区観光協会、渋谷未来デザインの三者で立ち上げた、主にエンターテインメントに特化したテクノロジーを駆使して、渋谷の街を盛り上げるためのプロジェクト。音楽・アートといったエンターテインメント領域を中心に、新たな文化の創出や、観光面での魅力的な街づくりを推進していくのが目的だ。
このプロジェクト第二弾としてリリースされるのが「Audio Scape」。KDDIと株式会社デジタルガレージが提携して、2018年より参画したオープンイノベーション型研究開発組織「DGLab(ディージーラボ ※)」が開発した音に関するウェブAR技術と、株式会社coton(コトン)および東京藝術大学により共同開発された音楽生成サービス「soundtope」を使用して開発されたものだ。
(※)DGとカカクコム、クレディセゾン、KDDIが共同で運営するオープンイノベーション型研究開発組織。詳細はこちら
・エリアや時間に合わせて、AIが音楽を自動選択
今回スタートする「Audio Scape」は、渋谷の一部エリアにて、ユーザーがスマートフォンからウェブサイトにアクセスすると、AIが位置情報・時間・気分・天気などを解析し、それぞれのエリアの世界観・カルチャーに合わせて音楽を自動選曲してくれる。ユーザーが今いる環境や時間に最適な音楽を提案してくれ、新たな音楽拡張体験、町歩き体験が楽しめる。渋谷の街の数カ所にて、2019年10月19日以降、専用サイトにアクセスするだけで利用できる。開催期間は、2019年10月19日~2019年12月末(予定)だ。
今後「Audio Scape」は、世界的なアーティストとのコラボレーションを予定しているほか、来たる第5世代移動通信システム「5G」時代を見据えて、KDDIの有するテクノロジーとオープンイノベーションを組み合わせることで、渋谷の街の活性化に挑戦していくという。
いつもの街がちょっと違った見え方になる、非日常の体験をしてみたいなら、ぜひ10月19日以降渋谷に足を運んでみては。
渋谷エンタメテック推進プロジェクト
PR TIMESリリース