Vespa同様に曲線がキュートな印象を与えるロボットで、最大18キロまでの荷物を運搬できる。
・傾斜16%までの坂道に対応
イノベーションラボPiaggio Fast Forwardが開発を手がけ、消費者向けプロダクトはGitaが初めてとなる。Gitaはビジュアルセンサーを搭載し、このセンサーでとらえた人物の後を付いていく仕組みになっている。個人識別はしないので、“ご主人様”が必ず前を行く必要があるが、それさえすればGitaは従順に付いてくる。
ただし、Gitaが走行できるのは舗装された道のみ。傾斜16%まで対応するものの、最高スピードは時速10キロと歩行速度程度となっている。
・スマホの充電も
Gitaはクーラーボックスのようなデザインで、両サイドにある大きな車輪で走行する。そして中央の蓋を開けると荷物収納スペースがある。最大18キロまでの荷物を積み込むことができ、重い食料品や日用品などを運搬するのにうってつけそうだ。
Gitaは内蔵バッテリーで走行し、フル充電で4時間駆動する。ちなみに、ボックスの中には充電ポートが用意されていて、ここにケーブルをつないでスマホなどのデバイスを充電することもできる。
車を所有しない人などが持っていると便利そうではあるが、おそらくネックになるのが価格で、3250ドル(約35万円)を予定している。発売日は11月18日。
Gita