ユーザー同士で災害状況を共有し、迅速な避難行動を
同社はこれまでに、利用者数1700万人を突破した「Yahoo!防災速報」にて、自治体や気象庁からの情報を発信してきた。このたび、「災害マップ」機能を追加し、ユーザー自身が現在地の状況を投稿、周辺ユーザーと共有することで、より迅速な避難行動を促す。
また、ユーザーの現在地および設定した地域の災害状況の投稿が一定数を超え、所定の条件を満たした場合は、異常を知らせるプッシュ通知が届く「異常感知通知」機能も同時に追加した。これにより、迫りくる危険を比較的早い段階で察知し、避難行動に移ることが可能となる。
投稿・共有の方法
自分の現在地の災害状況を投稿するには、「異常感知通知」から移動できる地図画面上や、避難情報、大雨危険度の通知画面に表示される「状況を投稿」ボタンから、災害状況やライフライン状況を選択・投稿するのみ。ただし、現在地への通知を受け取った場合のみ投稿可能で、1つの通知に対して投稿できるのは3時間以内に1度となっている。投稿された災害状況は、通知詳細画面やアプリトップ画面から、地図上で確認できる。土砂災害や河川洪水の危険情報もあわせて確認でき、周辺地域の状況が把握しやすいのが特徴だ。
避難情報や気象警報、緊急地震速報や大雨危険度通知などの緊急情報をプッシュ通知で伝えたり、日頃から防災意識を高めるために防災関連情報をまとめた「防災手帳」機能を搭載したりと、「Yahoo!防災速報」を通してユーザーの安全確保に役立つ情報を配信してきた同社は、今後も機能追加や改善に努め、安全安心な暮らしに貢献していくとしている。なお、本機能は提供期間中の利用状況を鑑み、順次機能追加するとのこと。
ヤフー株式会社