これはさまざまな用途に使えるトラックセンサーで、iPadをディスプレイにして、ニュースボードスタイルで楽しくデータをまとめて閲覧できるというものだ。
「Sense Mother」は、かわいらしい人形のような形状の“中央ハブ”と、“Motion Cookies”という小型の追跡センサーで動作し、中央ハブは自宅のWiF通信に接続する。“Motion Cookies”はデータを測定する追跡対象に装着できるよう、とても小さいサイズになっており、加速度計、温度センサー、位置追跡などの機能をもっていて、それぞれ用途に応じてさまざまな働きをする。
たとえば、ユーザーのポケットに入れてウォーキングやランニングを追跡したり、服用している薬のボトルに付けておくことで、服用状況を長期的にモニターし、飲み忘れを防ぐサポート機能として活用したりできる。ほかにも睡眠状況や自宅の温度をモニターしたり、家族の誰が現在自宅にいるのか把握するなど、さまざまな使い方が可能だ。
この「Sense Mother」には専用アプリが用意されている。随時トラッキングされたデータがアプリに送られ、グラフなど視覚的にわかりやすくインフォグラフィック化したり、ユーザーがあらかじめて設定しておいた目標に従い、必要に応じてリコメンドやアラートを送信したりしてくれる。
また集められたデータは、雑誌スタイルのダッシュボードに見やすく整理されて表示されるようになっている。たとえば「ウォーキングの目標タイムを達成!」「ボブはただいま外出中」などといった具合で、ニュースヘッドライン風に、メンバーのリアルタイムの活動状況を、見た目にも楽しく把握することができる。
何気なく過ごしている毎日の生活の中には、さまざまなデータが秘められているものだ。多様な機能を1つのデバイスに統合する「Sense Mother」で、スマートライフを送ってみてはいかがだろうか。
Sense Mother