・コンパクトで軽量、使い方は簡単
ロンドンに本拠を置く自転車会社Swytch Bike社が開発した Swytchは、普通の自転車を電動自転車に変えてくれる便利なキット。Swytch Bike社は2017年に前身となるSwytchを開発して、クラウドファンディングで約5300万円を資金調達し、世界45か国以上に3000個を販売した実績をもつ。今回は、さらに小さく軽く、パワーアップしての再登場となる。
このキットにはパワーパックとモーター内蔵ホイール、ペダルセンサーとブラケットが含まれる。パワーパックのサイズは横19cm、奥行7cm、高さ12cmとコンパクトで、重量は1,5kgと軽い。パワーパックにはバッテリーとLEDディスプレイが入っており、防水性に優れ、どんな天候でも安心だ。
使い方は簡単。自転車の前輪を取り外して、モーター内蔵ホイールに交換し、2つのペダルセンサーを取付ける。そして、ブラケットを設置して、パワーパックをはめれば準備完了だ。
この特許取得済みのシステムは以下の通り。ペダルをこぐと、ペダルセンサーが検知して信号をパワーパックに送り、パワーパックが前輪に付けられたモーターに送る最適なパワーを計算するのだ。
・航続距離は35km、50km、100km
そして、Swytchは高パフォーマンス。250Wのリチウムイオンバッテリーと最大トルク40Nmのハブモーターで、ペダルをこがずに20%の坂を上れ、ペダルをこぐと30%の坂を上れる。充電時間は3時間で、5つのパワーモードから選択できる。3種類のパワーパックが用意されており、それぞれ航続距離は35km、50km、100km。最高時速はイギリスで24㎞、アメリカで32㎞となっている。
現在、Indiegogoでキャンペーンを行っており、価格は今なら394ドル(約4万2000円)からで、日本へも250ドル(約2万6000円)追加で配達してくれる。
Swytch/Indiegogo