水の中には、地上とはまったく違う世界が広がる。この水中の世界をもっと多くの人に体験してもらおうと、シアトルに本拠を置く水中ドローン開発会社のCHASING社が新しい水中ドローン「CHASING DORY」を開発した。

・コンパクトで持運び簡単

CHASING社は、これまでにいくつかの水中ドローンを開発してきた。2018年に開発した「GLADIUS MINI」はRed Dot Product Design賞を受賞しており、今回さらに改良を重ねた「CHASING DORY」を発表した。

サイズは、幅188mm、長さ247mm、高さ92mmとコンパクト。重量も1,3kgと軽く、持運びにとても便利だ。

水深10mまで潜れ、最高時速は2,7km、2時間の充電で1時間作動するということで、水中の世界を十分に楽しめる。

・スマート機能が満載

そして、CHASING DORYはスマートだ。ダイビングや潜水深さの維持まで、すべてをスマホのアプリを使って簡単に操作でき、FacebookやInstagramなどで画像や映像をすぐに簡単に共有できる。

ドローンとブイの間の15メートルのケーブルで有線テザー撮影もでき、ブイは最大15メートル離れた操縦者のスマホデバイスにワイヤレス接続されている。

また、深度計や温度計が正確な測定値を提供し、常にドローンの位置を教えてくれ、3軸ジャイロと加速度計とコンパスが水中遊泳のパフォーマンスを高めてくれる。さらに、2つの250ルーメンのライトが海中生物を驚かすことなく明るく照らすため、安心して操縦できる。

現在キックスターターでキャンペーンを行っており、価格は今なら349ドル（約3万7300円）で、日本へも無料で配達してくれる。

CHASING DORY/Kickstarter