ディープラーニングの可能性
松尾氏は、人工知能、ウェブマイニング、ソーシャルメディアの分析、ビジネスモデルなどを専門分野とし、これらの分野において、日本での第一人者として知られている。知の構造化やウェブが社会や経済に与える影響などについて研究している。1997年、東京大学工学部電子情報工学科卒業し、2002年に同大学院博士課程を修了。産業技術総合研究所研究員、スタンフォード大学客員研究員を経て、2007年より、東京大学大学院工学系研究科准教授、2019年に教授に就任。2014年から2018年まで人工知能学会の倫理委員長を務め、2017年より日本ディープラーニング協会理事長、2019年6月より、ソフトバンクグループの取締役に就任。
このたびの契約締結について松尾氏は、「ディープラーニングは今後、さらなる社会実装が進み、大きなビジネスが生まれてくると思いますが、同社の事業にも役に立つ部分が大きいと思います」とコメント。
新たなテクノロジーソリューションを届け続ける
一方、「Growth for Everyone」をミッションに掲げるAnyMind Groupは、本社をシンガポールに置き、あらゆる産業、業界、そして人に対してテクノロジーソリューションを提供して成長を支援する企業である。今日までに、LINE株式会社、未来創生ファンド、VGI、JAFCO Asiaなどから総額35.9百万米ドル(約40億円)の資金調達を完了。このたびの契約締結に際し、CEOである十河宏輔氏は、ディープラーニング領域などの強化を図り、テクノロジーを通した様々な価値の提供にコミットし続けるとしている。
松尾氏の技術アドバイザー就任により、AnyMind Groupが領域を広げ、ますます発展していくことを期待する。
PR TIMES