ただ、一度定着した習慣を変えるにはなにかきっかけが必要。”通勤時に一駅歩く”とただ決めただけでは、なかなか長続きしないが現実だ。
そんな方々は、スマートデバイスの力を借りてトレーニング習慣を身に着けるという手がある。Kickstarterに登場したスマートベルト「FIVIS」は、生活の中でトレーニングをおこなうきっかけとなってくれそうなデバイスだ。
・ドローイングのきっかけに
FIVISで期待できるのは、腹回りを引き締めるトレーニングの習慣化だ。ジャイロセンサーを搭載したこのスマートベルトは、体が傾き、悪い姿勢になったことを検知すると震えて即座にリマインドしてくれる。気が抜けたときや腹が緩んだことがわかれば、もう一度良い姿勢に戻して腹を引き締めることができるだろう。Kickstarterの紹介ページでは、姿勢を立て直すだけでなく、息を吐いたときに腹を引っ込め数呼吸維持する、いわゆるドローイングの実施を推奨している。
ドローイングを日常生活に取り入れることでコアをトレーニングできるが、スマートベルトによる振動が実施のきっかけになるだろう。
・スマホアプリで姿勢を維持した時間を確認
Bluetoothでスマホアプリに接続することで、リアルタイムでステータスが確認できる。良い姿勢を維持した時間や消費カロリー、歩数なんかをトラッキングしてくれているので、日次や週次の結果を見てモチベーションが高められる。振動がきつすぎる/緩すぎる、といったときなんかの設定もアプリから可能だ。
シャツの下に装着できて目立ちすぎず、コアへの意識を保つ程度に存在感があるデザインも絶妙だ。
FIVISは、Kickstarterの紹介ページで支援を受付中。99ドル(約1万600円)の支援枠に残数があり、日本への送料は15ドル(約1600円)となっている。
FIVIS/Kickstarter