・声かけや水の提供など基本的な接客を体得
今回研修として導入されたVRコンテンツは、eラーニング専門ソリューション企業、株式会社デジタル・ナレッジととも共同開発されたもの。店舗に訪れるお客様にとってベストな接客を、仮想空間の中で能動的に実践して体得することができるという。VRコンテンツの中では、お冷を入れる、トレーを運ぶといった一つひとつの動作はもちろん、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」といった掛け声のトレーニングも行うことが可能だといい、接客に関してはの一連の流れと基本を余すところなくVR空間で学習できることができる。
・省スペース・多言語対応で効率の良い研修
VRトレーニングは、ヘッドマウントディスプレイを装着するだけで、店舗の事務所など狭いスペースでも座ったままで行うことができる点も大きな特徴。場所に左右されず、正しい動き・感覚を効率よく体得でき、効果の高い研修を実現することができる点は、多くの店舗や飲食店にとってメリットになるのではないだろうか。日本語のほか、ベトナム語、中国語にも対応しているため、昨今増加している外国人スタッフへのトレーニングにとしても効果が期待されている。
松屋フーズは今後も調理やクレーム対応、社員研修など、さまざまな用途へのVR活用を検討しているといい、さらに効果的なコンテンツに加速がかかっていくとみられている。
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