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フードロス削減に取り組むアプリ「TABETE」×東京農業大学の取り組み!学生食堂で廃棄されそうな食事を、学生や教職員が購入可能に

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食べ物の廃棄問題は、先進諸国をはじめ世界全体が抱えている大きな社会問題だ。

先日、「廃棄パン」の削減に取り組むサービスを紹介したが、私たちにとって身近な社会問題であるフードロスに対し、大学でも取り組みを進めているという。

フードシェアリングサービス「TABETE」を運営する株式会社コークッキングは、東京農業大学と連携し、同大学構内でのフードロス削減を目指した取り組みとして、世田谷キャンパス内カフェテリア「グリーン」で「TABETE(タベテ)」を導入した。

・「廃棄されそうな食事」を購入できる「TABETE」

フードシェアリングサービス「TABETE」とは、まだ食べられるのに「捨てざるをえない危機」にある飲食店の食事を、ユーザーが「1品」から「美味しく」「お得に」購入することができるサービス。

現在、20〜40代の働く女性を中心とした約16万人のユーザー、飲食店や惣菜店を中心とした約320店舗が登録。フードロスが避けられない飲食店や惣菜店をサポートする仕組みになっている。

この「フードロス削減」は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標であるSDGs( Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)の目標12「持続可能な消費と生産」(つくる責任つかう責任)の一環としても位置づけられており、日本政府でも対策が迫られている世界的な問題だ。

・「TABETE」が東京農業大学の学生食堂で導入

今回の「TABETE」と東京農業大学の取り組みでは、東京農業大学内の大学生活協同組合と共同して、「TABETE」の利用を促進していく。

世田谷キャンパスの学生食堂(生協食堂)「カフェテリア・グリーン」では、ビュッフェ形式で料理を提供するコーナーがあり、どうしても料理が余ってしまう日があることが課題となっていた。このビュッフェ用に作って余ってしまった料理を、大学生活協同組合が「TABETE」に出品し、学生や教職員に購入してもらえるようにする。

また、同大学構内に「TABETE」を活用したフードロス削減に関するポスターや卓上POP等を設置することで、フードロスに対する意識啓発や周知を進めていく。

今後は、厚木キャンパスの学生食堂「レストランけやき」での導入も検討しているという。

フードロスは「誰か他人の」問題ではなく、私たち皆が関係するグローバルなレベルの社会問題である。一人ひとりの意識が変われば、社会全体への変革へとつながるはずだ。

▼TABETE
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株式会社コークッキング
PR TIMESリリース

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