そこで今回、オーストラリアのハイテクスタートアップThird Aurora社が、AIが医薬品パッケージを翻訳して、スマホのAR技術を使って投影するテクノロジーを2020年初頭に製薬業界に展開することを発表した。
・あらゆる言語で書かれた包装ラベルを読める
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2019/09/PharmaceuticalPackage4-1024x827.png)
公式サイトでは、英語からスペイン語、ドイツ語、ロシア語、日本語に翻訳されるプロトタイプパッケージのビデオが紹介されている。
・2020年初頭に食品や飲料製品プラットフォームとともに展開
この自動翻訳パッケージは2つの技術で機能する。AIが医薬品パッケージの内容を読んで解釈し、スマホのAR技術を使って翻訳がラベルに投影されるのだ。ラベルは物理的に変化することはない。「まだ、やるべきことが少しある。医療分野の製品情報はデリケートなため、複雑な注意書きなどでは業界のフィードバックが重要だ。」と同社のマーケティングスペシャリストChaffey氏は語る。
Third Aurora社は翻訳に加えて、スマホのAR技術を使用して、購入などといったパッケージラベルから他の情報やサービスを提供するサービスも行うという。
この医薬品パッケージのプラットフォームは、2020年初頭に食品や飲料製品プラットフォームとともに展開される予定。
Third Aurora