・地元の飲食店が提供するフードメニューをオンデマンドで配達
「Hungrig」は、「DoorDash」や「UberEats」などのオンデマンド型フードデリバリーサービスと同様、利用者が専用スマホアプリで現在地周辺の提携店を検索し、フードメニューを選んで注文する仕組み。サンドウィッチやサラダ、ピザといった定番メニューのほか、寿司やタイ料理、ベトナム料理、ケバブなど、地元の飲食店が提供する様々なフードメニューから、嗜好やニーズに合わせて選べるのが魅力だ。
注文手続が完了すると、「Hungrig」の配達担当者が飲食店に出向いて注文したメニューを引き取り、45分以内に自宅などの指定場所に配達してくれる。
・大手フードデリバリーサービスDelivery Heroの傘下に
「Hungrig」は、2019年5月、欧州、中東、アジアなど世界39カ国で展開する独ベルリンのフードデリバリーサービス「Delivery Hero」に買収された。現在、「Hungrig」の創業者であるSamir Bachkami氏が「Delivery Hero」のスウェーデン事業を統括しており、「Delivery Hero」傘下のいちブランドとなった「Hungrig」を中心として、スウェーデン国内のフードデリバリー需要にきめ細かく応えていく方針だ。(文 松岡由希子)
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