ハイスペックな航走性能、そして快適にくつろげる居住性能を備えたLEXUSの名にふさわしい仕上がりになっている。
・クーペのような優雅さ
LEXUSヨットは2017年1月に構想が発表されていたが、2年8カ月を経て現実のものとなった。LY650は全長65フィート(約20メートル)。エクステリアは丸みを帯びた船首と全体的にボリューム感のあるデザインとなっている。クーペのようなルーフラインは、LEXUSならではのものといえそうだ。
そして外観と同様に内部もゴージャス路線で、操縦席の後ろにゆったりとしたソファ空間、さらにギャレーもある。そして階下には3つの寝室があり、それぞれに専用のシャワールームまで完備されている。インテリアのデザインはイタリアのヨットデザイン会社Nuvolari Lenardとのコラボとなっている。
・Volvoのエンジン
ヨットとしての性能スペックはというと、パワートレインはVolvo社のPenta IPSシステム2基を搭載し、燃料タンク容量は4012リットルとなっている。また先端テクノロジーも搭載し、操舵席にはタッチ操作ができるパネルを設置。エアコンやライトの操作はスマホから遠隔で操作できるようになっている。
いかにも優雅に過ごせそうなこのヨット、当然のことながら価格もプレミアムで日本では4億5000万円となる見込み。
LY650の生産はMarquis Yachts社が行う。発売日の10月30日から米フロリダで開かれるボートショーに出展する予定となっている。
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