このたび、Webやゲーム、VRコンテンツなどを開発する株式会社ハニカムラボは、株式会社HIKKYが主催するVR空間の展示即売会「バーチャルマーケット3」に技術協力を行った。
「バーチャルマーケット3」のVR会場のひとつである「ネオ渋谷-Night」にて、VR法人HIKKYと株式会社ウィゴーがファッションのイベントを共同展開する。SHIBUYA109にある「WEGO」の実店舗とVR空間上の仮想店舗を、xR技術を用いて結びつける試みだ。
リアルからもバーチャルからもアクセス可能な双方向の店舗を実現するこの試みに、ハニカムラボは全面的に技術協力している。
・VR空間上で開催される展示即売会イベント「バーチャルマーケット」
「バーチャルマーケット」とは、VR空間上で開催される、大規模展示即売会イベント。会場にアクセスした来場者が仮想世界を歩き回りながら、会場に展示された3Dアバターや3Dモデルなど、バラエティ豊かな商品を自由に鑑賞、試着、購入できる、世界初のVR空間上の展示即売会だ。パソコンがあれば、どこからでもVR上の会場へアクセスできる。
一方、株式会社HIKKY(VR法人HIKKY)は、VRを使った企画・制作・プロモーションを行なうクリエイター集団。業界の発展やクリエイターの発掘・育成を目標に設立された。
また、株式会社ウィゴーが運営するファッションブランド「WEGO」は、10代、20代をメインターゲットに、東京・原宿のストリートから発信されるスタイルをベースにしたアパレルショップ。全国に160店舗以上を展開している。
・リアル店舗とバーチャル店舗を繋ぐ試み
今回の「バーチャルマーケット」向けの共同プロジェクトでは、「リアル店舗とバーチャル店舗を繋ぐ」というのが大きな目玉。期間中、現実の実店舗である「WEGO SHIBUYA109」店がバーチャル空間と接続。店舗からARを介して、バーチャル空間にいるスタッフとコミュニケーションを取ったり、バーチャルならではの現実を超えたファッションを体験できるという。ARを用い、実店舗内でアバターを視認したり、逆にVR店舗内で実店舗にいる人のアバターが見えたりする。
また、バーチャルマーケットではVR法人HIKKYとWEGOがコラボした、「VADER VADER」という新たなファッションブランドが展開される。
VRやバーチャル世界が大好きな人に向けたブランドで、VRを意識したデザインになっているものの、普段使いできるデザインで、現実空間でも違和感なく着られる。リアルとVR、両方のカルチャーの融合を目指したデザインを目指しているという。
「VADER VADER」の着用モデルには、国内外・バーチャル上で活躍するメディアアーティスト「坪倉輝明」氏や、VR空間に3Dのアートを描くVRアーティスト「せきぐちあいみ」氏といった、仮想と現実のつながりを象徴する人物のほか、オリジナル3Dモデル「Lua」(製作者 Ficsnade)、「幽狐族のお姉様」(制作者 アルマジロン)といったキャラクターアバターが採用されているのも注目ポイント。
「WEGO」実店舗で購入した「VADER VADER」などのアイテムには、バーチャル空間で使える3Dアイテムが付属しており、リアルとバーチャル両方で同じファッションを纏う体験ができるという。
【バーチャルマーケット開催概要】
▼開催日:2019年9月21日~9月25日(全5日間)
▼開催場所:VRChat 内特設ワールド
▼公式サイト:http://v-market.work/
【バーチャルマーケット3内 VADER VADER × WEGOコラボブース】
▼期間:9月21日(土)~9月25日(水)
▼VR体験ブース:WEGO SHIBUYA109店
【VADER VADERコラボアイテム】
▼先行予約:9月11日(水)10:00~WEGO ONLINE STOREにて
▼商品ページ:
https://wegoec.jp/shop/goods/search.aspx?genre=45000101&ps=100&sort=2&display_color=0&search=true&stock=1
▼発売日:9月21日(土)
▼展開店舗:WEGO SHIBUYA109店/ONLINE STORE
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