同社はこれまでも重低音を振動で体感できるシリーズを展開してきたが、最新の「Crusher ANC」にはアクティブノイズキャンセリングと、ユーザーの聞こえに合わせるパーソナルサウンドを搭載。より“深く”音を体験できるリスニングになりそうだ。
・低音域でもノイズカット
Skullcandyは、特許取得済みのドライバーを活用した「センサリーベース」を売りとする。これは重低音を響かせるための技術で、今回新たに帯域を10〜200Hzに広げ、より重低音を体感できるようになった。そして、今回加えたアクティブノイズキャンセリングでは、ヘッドホン搭載のマイクが周囲の音を拾い、自動でノイズをカット。ノイズキャンセリングそのものは珍しくはないが、低音域でも効果的にノイズをカットしクリアな音を楽しめるという。
ただ、あえて周囲の音を耳に入れるモードも用意されている。
・聞こえに合わせて音を自動調整
もう一つ、Crusher ANCで注目に値するのがユーザーの聞こえに合わせてベストなサウンドにする「パーソナルサウンド」機能。これを使うには、まず専用アプリで聞こえのチェックを受ける。すると、それを元にユーザーに最適のサウンドプロファイルが作成される。このプロファイルはヘッドホン本体に保存され、全ての音楽がプロファイルに基づいて“パーフェクトサウンド”でユーザーの耳に届けられる。
そのほかのスペックはというと、バッテリーはフル充電で24時間駆動する。USB-Cによる急速充電ではわずか10分のチャージで3時間分のパワーが賄えるとのこと。接続はBluetooth 5.0、再生周波数帯域は20Hz〜20KHz、インピーダンスは32オーム±15%。
価格は3万6300円(税抜き)で、10月25日発売。
Skullcandy